2024年春アニメが始まってしまった。ちょっと前に冬アニメが始まったかと思ったらもうこれだよ。
結局、前期は「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」と「魔法少女にあこがれて」しか見なかった。もう僕、オタクは卒業したんです😂(笑)
‥‥。いや、もっとアニメ見ようよ、アニメ見るくらいしか取り柄ないんだからさ😅
つか、奇しくも両方ともタイトルに魔法が付いた作品だったな。
チェリまほの方は、最初タイトル見た感じ、童貞が主人公のなろう系作品かな〜?と思って、当事者として見ておくかと思って見たらBLだったのかって流れ。
今期で一番面白かったと思う。(今期のほぼ見てないけど、見てない=興味がないため)
話も良かったけど、作画がめちゃくちゃ綺麗だったのも良かった。まあ、9話〜11話辺りは明らかに作画が不安定になって心配だったけど、1話〜3話や12話は本当に綺麗だった。今のアニメって、絵、上手いよな。
個人的にアニメのクオリティは2012年辺りで飽和点を迎えていると思ってたけど、まだまだアニメは進化するのかもなと思った。
体格の良い、理想のイケメン攻めキャラと、線の細い、真面目系黒髪受けキャラ、BLの王道って感じで好き。
つか、黒沢もだけど、安達は特に30歳には見えないよなw
この作品を見て、BLも百合もNLも本質は何も変わらないことを確信した。というか、安達は内気で控えめな女の子にしか見えなかった。(特にEDの一枚絵とか)
まあ、もちろん話の中で男同士の恋愛だからこその悩みみたいなものも論じられていたが、安達を女の子黒髪のヒロインにしても、話の本筋は変わらないよな。ただ、心情描写を丁寧にした純愛ラブストーリーになるよなぁと思った。
恋愛に性別とか関係ないよな、と。
あと、EDが毎回Verが変わって、凝っていて良かった。OPも曲良いし絵も綺麗で、珍しくOP、EDを飛ばさなかった。
俺は、BL漫画もたまに買って読んでる(というより、良い百合漫画を描く人は大体BLも兼任していることが多く、作家買いという形で読んでる)のだが、なんかBLってやたら社会人の描写が細かくね?仕事内容とか、職業とか、キャラクターの設定が細かいことが多いと思う。
対照的に社会人百合は、あまりその辺の設定が固まっていない(仕事内容とかは適当でキャラ同士のコミュニケーションに焦点を当てていることが多い)作品が多い気がする。
「俺たちは新婚さんかもしれない」という昔買ったBL漫画は、主人公達が理工系学部から、サラリーマンになった男と院進した男の2人だった。
理系研究室や、メーカーへの就職など、なぜかやたらと理工系への解像度が高く、読んでいて驚いた記憶がある。
チェリまほでも、安達の長崎への転勤など、総合職として働く上での避けられない出来事などが取り上げられ、かなり仕事とかキャリア面で作品にリアリティを感じた。
百合漫画では、読んでてそのキャラクターの仕事ぶりにリアリティを感じることってあんまりないから新鮮だ。
いや、もちろん仕事を舞台にした社会人百合作品でも、その辺を満たすものは沢山ある。
「2DK、Gペン、目覚まし時計。」なんかは社会人百合として、キャラクターのキャリア面に焦点を当てた作品だったし、「コレクターズ」なんかはリアリティに富んだ作品だった。
いや、百合かBLかより、女性作家に、その辺の仕事面の設定のリアリティを追記する傾向があるってことなのかもしれないな。2DKもコレクターズも女性作家の作品だし。(西UKO先生は神)
リアリティを感じにくい作品として思い浮かべたものの多くは男性作者によるものが多い気はする。
まあ、その反対もあるし、作者の性別でどうのこうの言うのはアレか。そもそもBLにしろ百合にしろ、作り手側は女性の方が多いしな。(百合はちょっと怪しいかも)
つか、漫画家なのに一般企業勤めに詳しいのって凄いよなって思うけど、そういう人って、大体働きながら漫画家もやってる人なんだろうな。上に挙げた、やたらと解像度が高い設定作れる人って。マジで凄いよな。
「百合男子」の倉田嘘先生も、働きながら連載してたっていうし、マジで普通の仕事しながら空いた時間に漫画進めるのって凄すぎるわ。
俺も花寺のような「漢」になりたい。
まあでも、百合に関しては百合姫は隔月(月間になったが)だし、アンソロジーは不定期だし潰れることも多いし、百合漫画家だけで食っていくのは難しいのかもしれない。
俺が好きな作品はあまり売れ筋じゃないものが多く、まあそれらの売り上げだけで食ってくのは難しいのかなぁ、とちょっと悲しくなる。
チェリまほの話に戻ろう。チェリまほでは、メインカップルを見守る女キャラである藤崎さんが登場していたが、それがかなり興味深かった。
あまり、こういった事例は少ないが、百合漫画に、百合っぷるを見守り歓喜する一般男キャラ(話の中で少し片方のキャラから好意を持たれる)なんて出てきたら、マジで批判殺到するぞw
いや、仮にしなくても俺がブチ切れる!
俺は連載当時、やが君に槙くんが登場しただけでブチ切れた男だぞ!
(追記)
うーん、読み返して思ったけど、それって花寺のことなんじゃね?
俺、「百合男子」読んでる間、花寺に不快感感じなかったしなぁ。むしろ熱くなって応援していた。
でも「百合男子」は純粋な百合漫画じゃない(男の百合オタクあるある漫画ってのが正しいと思う)し、正直藤ヶ谷と宮鳥を「百合作品のカップリング」と認識していたかは謎だしなぁ。難しいところだ。
ちなみに俺の百合作品への嗜好を「百合男子」で例えるなら、花寺と鎌倉を足して2で割った感じだろうか。
(追記終了)
藤崎さんは読者からの熱意に応える形で作者が作ったキャラクターのようだ。(作者のTwitterから引用)
これに対するリプライは称賛の嵐。百合作品では考えられない反応だ。
うーん、こういうこと、百合漫画じゃ起きないと思うし、俺は死んでもやって欲しくないぞ。
まあ補足しておくと、俺はチェリまほを見る上で、藤崎さんに不快感を感じることはなかったけども。
やっぱり、腐女子と百合男子の自己肯定感の差によるものなのだろうか。
百合好きの総意であるかは分からないが、少なくとも俺は、作品内のキャラクターに対して「干渉」したいと全く思わないんだよな。
チェリまほの感想からだいぶ離れたことしか書けてないな。こりゃ、感想というより日記カテゴリか?
安達と黒沢のペアは、見ていてなんか良かった。良い百合作品見てる時のような多幸感があった。
拓殖と湊のペアは話が良かった。主人公ペアの出番が多い中、尺は限られるものの、エピソードが強くてそれを補っていた。
特に、一般就職をせず夢を追ったことによる悩みみたいなものは、個人的に刺さり、楽しめた。
つか、安達も拓殖もイケメンだし、30歳で童貞になるビジョンが見えない。この作品は不自然です!!!(いちゃもん)
まあ、これは百合作品においてもそうか。
次、「魔法少女にあこがれて」だ。(これ以降は例のアレ主体)
これはアニメ放送時、ニコニコにアンデス兄貴が投稿した、音takuyaにハマって見始めた。
その後も、ニコニコではマギアベーゼの評判など、何故かやたらと淫夢厨を惹きつけた。
マジヤベーゼ!拓也!
ジャンルとしては一応百合アニメなのだろうか。まあギャグ作品で、純粋に楽しみつつ、Hなシーンを見つつ、みたいな作品だ。
アニメ放送中はKindle unlimitedで5巻まで無料で読めたのだが、この記事を書いている今確認したら読めなくなっている。頭に来ますよ!
ちなみに俺の好きなキャラは、マジアサルファ。黄色の魔法少女だ。
あまり見たことのないキャラクターをしており、印象に残った。
チェリまほと違い、まほあこは漫画を最初からそのままアニメ化した感じなので、まほあこは漫画が本編が感ある。
一方、チェリまほは原作のあらすじを読んだ感じ、同棲→結婚までにもっとエピソードがあるけど、それカットして、アニメだけでも完結するように工夫しているようだった。
うーん、チェリまほ、原作買って読もうかなぁ。つか、百合よりもBLの方が楽しめる気がする。
いや、つまらない百合よりも質の高いBLの方が楽しめるってだけの話か。つまらない百合より質の高いギャルゲーの方がやる価値あるしな。
昔の俺は百合一辺倒だったため、その他のジャンルをスルーしていた時期がある。まあ、そのお陰で名作百合作品達に出会えたことは俺の人生の宝物ではあるが。
今後は、色々なジャンルで面白い作品に出会えるように意識していこうと思ってる。人生一回しかないし、変に拘って楽しめるもの捨ててたら勿体ないからな。
(それでも、今でも百合が最も好きで、人生で一番大切にしたいジャンルではある。)
追記
俺が童貞なのは、人格形成期を百合漫画と真夏の夜の淫夢で過ごしたからなのかもしれない。
自分、魔法使い化いいすか?
あ、記事には書かなかったけど、最近「サマータイムレンダ」見た。絵も綺麗で、話もまあまあ通ってて面白かった。なんつーか、和歌山の孤島に行ってみたくなったな。
漫画版のストーリーをそのままアニメにしたらしく、アニメだけで話が完結しており好印象。
1話見る時は、本当にこれ面白いのか〜?って感じだったけど、2話以降はアニメを見る目が止まらなかった。2クールあったけど、マジであっという間に見終わってしまった。面白かったです。
色んなアニメが見たいですね。