霧葵のブログ

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「安達としまむら」聖地巡礼

岐阜帰ってから7ヶ月間ウケで廻されてたんで、なんかもう、かなり昔の出来事のようなカンジになってまっす。
ブログってすぐに書かないとリアリティが薄れてくるな?
でも思い出しながら書くぜ。

今年の3月に岐阜に「安達としまむら」の聖地巡礼に行ってきました、2泊3日で。
かなり前の話だから、忘れてるところも多いんだよなぁ。もっと前に書くべきでした(反省)

安達としまむら」っていうのは、電撃文庫から出てる百合ラノベ。この度アニメ化が決まり、有名(?)になった。なんか、初期から追ってたオタクとしては、自分が昔から知ってた作品が陽の目を浴びるのに抵抗があるな。自分の好きなインディーズバンドが〜ってやつ。まあでも俺はあだしまアニメが楽しみだし、もっと有名になって欲しいけど。

2泊3日のうち、2日目は予定があった(主にバスに乗り数学と化学の問題を解いていた)ため、聖地巡礼は1日目と、3日目の昼までで行った。
1日目の午前は、実家から名古屋駅へ。

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東京駅から名古屋駅までの新幹線内、俺は隣に座ってたおじさんの訝しげな視線に気まずくなりながら、「安達としまむら」の単行本の実在してそうな地名のページに付箋を付けていった。前日にやっておくべきだったけど、面倒くさかったです。
オタク「はぁ‥‥めんどくさいなぁ」


で、名古屋駅に着いた俺はまず昼飯を食べることにした。駅地下の飯屋で名古屋コーチンの親子丼を食べた覚えがある。その後俺は銀時計を見た後、金時計を見に行った。そして、金時計がある場所から近くの駅ビルの地下にあるのが、3巻で安達と島村がチョコレートを買った売店。周りに人が多くて写真は撮れなかった‥‥。でもそこは和菓子屋がほとんどで、チョコを売ってるような店は見当たらなかったんだが。
そして、名古屋駅の周りを見に行くことに。3巻に出てきた「謎の銀のオブジェ」や、安達が島村に抱きついた、あの「電光掲示板」などを発見した。銀のオブジェは名古屋市民には有名(?)だと思うが、電光掲示板の位置を初めて特定したのは俺だと思うのでなんか嬉しかった。(間違ってたらすまない)

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名古屋駅から岐阜駅は普通電車で向かったのだが、すぐに着いてしまった。あだしま本編でも、岐阜市は愛知県と書かれていたがそれはマジだったな。
ただ、電車内で本物の浮浪者のおっさんが騒いでて不安になった。

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で、岐阜駅に着いた俺はアスティ岐阜のドーナツ屋(ミスド)でドーナツを食べた。本編では安達と島村は、店から出て近くのエスカレーターに寄りかかって食べるのだが、俺は店内へ。でも、店内はとても広く、普通の女子高生なら店内で食べるのでは?と思った。

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ミスドを出た俺は、織田信長像を通り、予約していたホテルにチェックイン。ここからが聖地巡礼の本番!
今回の旅のメインである、モレラ岐阜(ショッピングモール)に向かった。しかし、岐阜はとてもアクセスが悪く、めちゃくちゃバスを待った覚えがある。で、バスに乗ってからも長くて、岐阜駅から40分くらいかかったような気がする。聖地巡礼行く前は、岐阜に住んでれば「安達としまむら」の聖地巡礼し放題でズルくね?って思ってたけど、今思えば岐阜なんか住みたくねぇなぁ。
それは置いといて、モレラ岐阜に着いた俺はまず中へ入った。そして、すぐに感動してしまった。
本編にはこの様な描写があるのだが、現実でも、ケンタッキー、大戸屋しゃぶ葉が並ぶ通りがあり、そこを通り抜けるとビアードパパがあった。マジでこれには感動したな。「安達としまむら」は現実の話だと錯覚した。

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現実の話といえば、俺が「安達としまむら」に惹かれたのも現実味を感じたからなんだよな。1巻の島村の安達への憧れっていうか何故か気になる感情っていうのは、現実の女の子同士でも起こり得そうな、百合の原点の様なもので、当時の俺は原点回帰してまた一から百合を好きになろうと心を決めた思い出がある。
まあ、1巻の後半からは安達→しまむらへと路線変更し、しまむら→安達への淡い感情はもう見る影もないのだが。


それはともかく、モレラ岐阜には様々な見どころがあった。
本編に出てきたラウンドワンや、ゲームセンターのエアホッケー、「モールの端っこの本屋」、エディオンやトーホーシネマだけでなく、島村楽器スガキヤなどは俺の笑いを誘った。

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にしても、付箋がいっぱい付いたライトノベルを片手に、にやけながらショッピングモールを歩く俺はさながら不審者だった。でも、4巻で安達が「逃げないぞー!」とか言ってモレラ岐阜を走るのに比べれば俺はまだ不審者ではないなと納得。
「オムスフレ」の店は、俺が行った時には潰れてしまっていて行けなかった。とても残念でした。

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「店にあるドーナツ屋」っていうのは、駅にある店とは種類が違うって書いてあるので、この店なのかな?

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次はモレラ岐阜の外を見ることに。その頃にはもう時間は夜の7時くらいになっており、辺り一面とても暗かった。岐阜は田舎のため街灯も少なく、俺こんなとこいてマジで家に帰れるのかなと不安になった。
でもそのお陰で、本編に描写されてる「自動車教習所」や「ブーメランを投げて遊んだ公園」、「紳士服販売店(洋服の青山 本巣店)」を見ることが出来た。モレラ岐阜の外にある安達と島村がブーメラン投げた公園って、公園っていうより空きスペースって感じで、周りは住宅ばっかで、こんなとこでブーメラン投げるのは非常識だろと思った。

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俺がモレラ岐阜に着いたのは夕方で、周りの散策に出たのはもう夜だったため、上手いこと周りが見渡せなかった。なので、これから聖地巡礼に行く人は、明るい内に行った方が良いですよ。あと、文庫本の聖地を描写してあるページに印を付けておくのも大切です。

結局、モレラ岐阜を出たのは8時くらいで駅に着いたのは9時ごろ。途中のバス停で〜農林高校前っていうところを通って、そういえば、岐阜って「のうりん」の聖地でもあったなと思い出した。まあ、今回はそんな時間がなかったためスルーしてしまったが、俺は「のうりん」も好きであるため行ってみたかったな。

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2日目は予定があったため、用事を済ませホテルに戻ったのが4時ごろ。それから先はカラオケに行き「ロビンソン」や「サテツの塔」を歌った。あとはアイカツ曲とか(それは関係ないか)
「サテツの塔」を使ったこのMADは非常に出来が良く、素晴らしいと思います。
「ロビンソン」は言わずもがな。

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3日目は朝から昼の1時まで聖地巡礼することに。というのも、その日のうちに埼玉の家まで帰らないといけなかったため、あまり遅くまで岐阜にいるのは危ないと思ったからだ。なんかアクシデントが起こって帰れなくなったら困るからな。
3日目は主に、当時の最新刊であった7巻の聖地を巡った。つまり、岐阜市街地を回るということだ。流石に歩きでは厳しいため、レンタルサイクルなどを利用しようと考えていたが、幸運にも岐阜市が運営しているレンタルサイクルで自転車を借りることが出来た。駅前にあるため、結構便利だったな。1日100円と、値段も安くて良かったんだが、今にもぶっ壊れるんじゃないか?っていう状態で、自転車漕いでる間は常に心配だった。

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スマホの地図を頼りにおそらく安達としまむらの生活圏へと向かった。
安達母と島村がサウナで我慢対決をしたスポーツジムや、7巻のデートコースの運動場など色々訪れた。

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安達がブーメランの練習をした公園やその隣の「微妙な広さの総合お買い物施設」も見た。そこの公園(島南公園)はそこそこ広く、ブーメラン投げても大丈夫な感じだった。

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運動場は、小学生サッカーチームが試合をやっていて、本編の記述通りだなと思った。

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残念ながら運動場内にベンチはなかったため、近くの公園で卵サンドを食べた。卵サンドはその為に近くのコンビニで買っておきました(用意周到)。

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しかし、この辺をデートコースとして安達と島村が歩いたんだなぁと思うと感慨深いものがあるな。
安達がバイトしてる想作中華料理店やイオンモール各務原、尻毛郵便局や金華橋など他にも行きたい場所は色々あったが、自転車のため、帰れなくなる可能性も考慮して諦めた。やっぱ見ず知らずの場所を旅行するのは勇気がいるわ。なのでこれから先、あだしま聖地巡礼をする人たちはレンタカーを借りて行動するのを勧めます。
でも、車だと岐阜市街を自転車で走り回る安達と島村の気持ちを分からないかぁ。難しいところですね。車と自転車、一長一短です。


結論
まあ、岐阜行ってきて良かったわ!こんなところに安達たちは住んでるんだなってイメージが湧いた。多分アニメ化して、もっとモチーフになる場所が増えるだろうから楽しみですね。アニメ完結したらまた岐阜行ってみたいと思いました。

 

2019年11月現在は、安達としまむら8巻が発売されており、大分県熊本県が舞台となっている。幸運にも大分は父親の実家があるため、その内行く機会があるんじゃないかなと思う。なので、「安達としまむら 聖地巡礼」は2つ目のブログ記事が書けそうです。(そもそも地獄巡りはやったことがある。てか、鉄輪には家から車で10分足らずで着く)
阿蘇山楽しみですね〜