霧葵のブログ

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16bitセンセーションを見ている

今季(2023秋)はどうやらアニメが豊作なようだ。主に、人気作の続編が多いやらで。

一般ピーポー達も盛り上がっているらしい。

 

‥‥が、俺は「16bitセンセーション」に注目している。このアニメは、美少女ゲーム製作をテーマにしたタイムスリップもののアニメだ。このブログを書いている現在、5話まで放送されている。

美少女ゲームそのものがアニメのテーマになることは珍しく、まあアニメの製作者サイドを舞台にした作品は色々ある(SHIROBAKOとかそれが声優とか?)気がするが、美少女ゲーム(というよりエロゲー)ではこれが初めてな気がする。てか、普通にアニメ内にあの銀の18禁シールが出てきて、これ大丈夫なんか?ってなったわw

俺の趣味の一つであるエロゲーに着目した作品として、一般知名度は低いかもしれないが、要チェックだと思っていた。

 

内容は、主人公である零細ゲーム会社に勤める19歳の底辺イラストレーター(なお絵は上手い)が、1992年(やら別の年やら)の美少女ゲーム黄金期にタイムスリップし、当時の小規模ゲーム製作会社に関わっていく、みたいなストーリーだ。そして、そのタイムスリップの鍵が、レトロゲーの箱を開けることなんだが、1話のタイムスリップは丁度このブログの記事にも書いた「同級生」であったため、おっとなった。

 

Kanonやら戦国ランスやら千恋✳︎万花やら、実在の有名作品がアニメに出ているのは、見ていて面白かった。ちゃんと許可取れたんだなと。

まあ、最近の作品はともかく、昔の作品はもう会社潰れてるケースも多いからどうやったんかな?

つーか、作中内で美少女ゲームの流れが来てる!とか言って、同級生2YU-NOTo Heartが挙げられたけど、これ原作者(若木民喜先生)の趣味そのままだろ‥‥wってなった。

 

個人的には、EDの協力社一覧の中に紛れた©︎枕やら©︎アリスソフト、©︎YUZUSOFTなどが1番の苦笑ポイントだった。いや、これ地上波で流していいんか?と。

 

まあ、まだ完結してる訳でもないから評価とかはアレだが、とりあえず現時点で良い所と悪い所述べて終わりにするか。

 

良い所

この作品はリアルに忠実に描いてるのは良い所だと思う。作品に現実感があるというか。特に1話で顕著だが、主人公の社会人生活やら、現在のエロゲを取り巻く状況やらがすごく現実に即して描けてると思う。

 

【悲報】エロゲ業界さん、うっかり衰退してしまう

これ定期スレやんけ!俺書き込んだ記憶しかないぞw(いつまで紙芝居やってるつもりなんだよ)

大体いつも350レスくらいまで結構伸びるんだよな〜、と思ったらアニメでは444レスになってて、変な所でリアルだなぁってなったw

書き込みの内容とかも。

Jに常駐していた時期、エロゲスレ立つとすぐ書き込んでいた過去を思い出す。

 

悪い所

すまん、文句言いたいところ沢山あるんだわ。

まず、曲。頼む、MOSAIC.WAVのに今からでも変えてくんね?16bit Revolutionの方が絶対良いって。まあ、EDの作詞がKOTOKOなのはリスペクト感あって良いけど。

 

次は、主人公。あのさぁ、主人公の性別男の方が良くね?良い所で挙げた「リアリティ」がこれのせいで下がってしまっている気がする。

というか、主人公が可愛い女キャラならリアリティを損ねてもキャラ萌えの点でメリットがあるのかもしれんが、本作主人公の秋里コノハが俺あんま好きじゃないんだよなぁ。顔と声と性格が。明るすぎというか、多動し過ぎというか。

エロゲーに熱意を持つ外見オタクの男が主人公だった方が俺的には楽しめた気がする。帰ってきてくれ!神にーさま!

1話の「リアルなんてクソゲーだぁ!」のところで思い出しちまったよ、あの男のことを。

 

まあ、でも女主人公のお陰で3話の山田冬夜とゲームショップに入るシーンが自然になったから、まあ女主人公の意味が完全に無いって訳ではないんだよな。

 

あ、キャラなら山田冬夜さんが好きキャラかもです。

 

まあ、多少文句が出るところもあるが、楽しめて見れそうだな。今季はこれを見ながら、ギャルゲーへの熱意を高めつつ過ごしていくよ。

 

(追記)

16bit Revolutionの「誰もが羨むSituation 描き出せるよ魔法の箱で」って歌詞ほんとに好き。

そうだよな、俺たちは「魔法の箱」で普通じゃあり得ない「幸せ」を手に入れられるんだよな。

俺たちみんな、プログラマーだ!柏森進さんの歌詞本当に好き。

マジで将来プログラマーになってゲームを作ってみたかった。ただ、それだけです。

 

(更に追記)

途中で放置してから見るの再開して、ようやく見終わりました。

いやー、結構「熱い」ストーリーだったね。特に、借金を抱える→ラスト・ワルツ作る辺りの話は凄く熱くて、俺もエロゲ会社で働きたい!って本気で思った。

その後の話も、なんかタイムリープモノのエロゲのシナリオみたいな感じで面白かったわ。

割と面白いアニメだったな。

 

まあ、でも主人公とOPへの文句は最後まで消えなかったけどな。やっぱり主人公の属性にリアリティが無さすぎる(舞台がリアルな現代な分、それに合わせた方が良かった気がする)のと、OPが全く盛り上がらない曲なのはちょっとね‥‥って感じだった。

 

結論

俺もエロゲ会社で働いてみたかったなぁ。普段は生活保護を羨む俺だけど、自分の好きなジャンルの作品に関わる会社でなら働くのも悪くないかなと思った。まあもう遅いけど。